2011年2月11日金曜日

あるワインの資料を読んで

ワインの資料は、海外が多い。
フランス、アメリカ、オーストラリアなど、研究が盛んなのが海外だから。

そのため、ワインの資料を読む時は、当然のようにほとんどが英語になる。
そして一番多いのが、醸造現場の資料に栽培のことが記載されていることだ。
醗酵管理においては「酵母の代謝に必要な○○という物質の生産は栽培のこの時期にに作られる」だとか、「あるミネラルは酵母にとって必要な別のミネラルの取り込みを阻害する」だとか。
当たり前と言われれば当たり前なのだけれど、そうやって資料をあさるうちに様々な疑問も出てくる。

一つの資料に複数の疑問。
疑問を一つ解消するために資料を読めば、また複数の疑問。
うん、終わらない。

けれど、それがおもしろくもある。